5th elementとは「知識」を意味します。
私たち5th elementは、世界最大のユースカルチャーと呼ばれるヒップホップに着目し、その4大要素であるDJ、MC、ブレイクダンス、グラフィティアートに加え、近年新たなエレメントとして加えられつつある 「知識」を取り上げ、音楽を通じて、身の回りや世界で起きている社会問題を直に感じ取ってもらえるように上映・ディスカッションなどの学び合いを行っています

行動原理 (JA / EN)

 フィフスエレメントは、ヒップホップの5番目の要素とされる「知識」の重要性を認識し、ヒップホップが社会における知識不足に起因するさまざまな現状の問題点を考えるきっかけを与えてくれるものと信じ、幅広い人たちに対してヒップホップを使って日本で生じている多様な社会問題を取上げる活動をしてきました。

 私たちは、アメリカを中心に世界各地で教育的役割を期待されている世界最大の若者文化のひとつであるヒップホップの価値に賛同するとともに、これからも文化を生き生きとしたものであり続けさせて行くために、以下を行動原理とすることを宣言します。

 

  1. 私たちは、社会生活を送るすべての人々が生き生きと暮らすのに役立つ知識や技術を身につけるための考え方を提供できる力がヒップホップにあると考えます
     

  2. 私たちは、ヒップホップが教室の中で利用されることで、学力統一テストや通知表では評価しづらかった個人の特技や特性に目を向けることができ、そうしたものを評価し合うことで、個人が伸び伸びと自分の役割を社会で担うことができるよう備える手助けとなると考えます
     

  3. 私たちは、学びあいの環境を提供することが教育であると考え、教育者には学習者が生きる力を身につけるための学習意欲と学びの場を提供するために工夫を凝らすことが求められていると考えます。そのために私たちには、学生とアーティストとが学び合うことができるよう、指導・調整を行う役割が求められていると考えます。
     

  4. 私たちは、ヒップホップを教育目的で利用する際には、言語帝国主義や植民地主義、特定の集団に対する憎悪や権力の集中、上下関係の創出、文化の画一化を促進するものにならぬようにし、平和、愛、団結、楽しい経験とすることを原理とします。また、多様性を善とし、人々の歴史とその苦難への共感と理解を促進するために、教室で提供された情報や力関係について、学習者や教員が疑問を唱えることを怖れず、批判的精神を持つことを奨励します
     

  5. ヒップホップの集合意識を組み立てるためには、均一なコンクリートを流し込むのではなく、様々な色、形がそれぞれの機能を最大限に発揮できるよう石垣のように組み合わせることが強い(resilient)知識の城となると私たちは考えます。またこの知識の城が人々にとってそれぞれの目的に向かうために足を休め、雨風を逃れる安心のできる宿となると考えます。


 

 私たちは、日本という歴史的にユニークな立場を踏まえ、ヒップホップが教室で利用される際には、平和、愛、団結、楽しむことを原理とし、社会を担うすべての人々が侵略者、被害者のいずれにもなることなく、育つために利用されることが望ましいと考えます。

あなたもヒップホップを通じた学びの実践者ですか?

​ぜひお聞かせください。